憧れのギブソン購入

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私は以前、某大手企業に勤めていました。会社のピーク時には、気づいた時には私はある程度出世していて、部下も数十人に膨れ上がっていました。なのでボーナスの額もそこそこ頂いていました。

そのボーナスを受け取った時に私は憧れのギブソンを買うことを決意したのです。

それも現行型のギブソンではなく、思い切ってヴィンテージに手を出そうと決意しました。

中でも私が魅力的だと感じていたのは、ラージピックガードのSGでした。スモールピックガードも嫌いではないですが、ストラトフリークな部分も相まってかラージのデザインに魅せられてしまっていたのです。

ヴィンテージはさすがに置いてあるお店も少なかったし、何よりもし置いていたとしても試奏には気がひけます。

なのでとりあえずヒストリックコレクションとか現行品を片っ端から試奏するために、楽器屋をはしごしました。

そしてSGの特徴とか癖がわかったところで、とうとう理想のスペックのヴィンテージギターを探し始めました。

私が理想とするのは、1966年後期〜1969年前期のラージピックガード+ワンピースマホガニーネックの仕様でした。

これ以降になるとネックが3Pになるので、コレクション性も視野に入れるとあまり魅力的ではありません。

そして私はとうとう理想のギターを見つけ出すことになりました。

そのスペックは1966年後期製で、フルオリジナルの品でした。ピックアップはナンバードPAFで板バネ付きの物です。

板バネは不人気で取り付けていない人も多くいるようですが、私にとっては妖美なボディに、ある意味無骨なゴツゴツした板バネの組み合わせが最高にマッチしているのです。

この仕様のギターをワンクリックで購入することになったのです。