誰でもできる格安骨董品ライフ

骨董品というのはとかく値が張るものだ、と思いがちです。特に某番組などに出てくる骨董品コレクターなどは大きな家を持っていたり、さらに倉庫まで借りていたりとかなりのお金持ちに見えます。

「私も骨董品が欲しいけれど、値段が張りそうで手が出ない」「コレクションしたいけど場所もお金もない」という方のために安くて人気の骨董品をご紹介します。

先ず一つ目は、「矢立(やたて)」です。これは昔の筆箱というべきもので、墨を含んだ綿を入れる蓋つきの器(墨壺)と筆のセットになっています。

パッと見たところキセルのようなデザインで、最近はインテリアとしても人気があります。しかし、有名オークションサイトなどでは安いもので500円から売られています。

これなら1万円あればちょっとしたコレクションも可能でしょう。しかも小さいので、場所も取りません。

また、先ほどちらっと名前が出たキセルもまた骨董として人気があり、1000円ほどから購入できるのでお勧めです。

続いて紹介するのは「根付(ねつけ)」です。様々な小物を帯にぶら下げる、今でいうストラップの役割を果たした小物です。こちらもネットオークションや骨董店等で1000円ほどで購入できることがあります。

根付は海外にもコレクターが多いので、今後の値上がりの可能性も含めてお勧めできる骨董品です。

最後に、私が個人的に最もお勧めするのが「鍔(つば)」です。今はやりの日本刀、その刃の根本に取り付けられている円形の部品の事を指します。刀というものは刃の部分とそれ以外の部分をそれぞれ取り外せるもので、外された鍔が現在でもかなり多く残っています。

平たく小さい為場所もほとんどとらず、なおかつ伝統である日本刀文化に触れることが出来る、という意味で最良ではないでしょうか。これもオークションサイトなどで、安いものは1円スタートからのものもあります。

最後になりますが、骨董品というのは個人のコレクションです。従ってここで紹介されたものよりも「これがどうしても欲しい!」という思いのまま買う方が良いかもしれません。

それでも骨董品を手に入れたい、という方の一助にこの記事がなれれば幸いです。