賃貸物件オーナーから見たリサイクルショップと遺品整理業者さん

先日は急なお願いにも係わらず、個人の遺品整理に協力頂き有り難う御座いました。
今後もこようなケースが稀に在処と思いますが今後ともよろしくお願いします。

私は賃貸不動産経営をやっておりまして、これは、祖父の代から継続してきたものです。
いくつかの物件の老朽化は激しく、なかなか新規のお客さんは見込めない状況であるため、うちの経営方針として、現在のお客さんをとにかく大切にしていくということをモットーとしています。

お客さんはもう20年から40年近く入居していただいている方々ばかりで、お年のほうも80歳を超える方など、高齢者が多くを占めています。また、そのほとんどが独居であるため、大家としては、そういったお客さんに何かあった際にはどのように対応すべきか、常に頭に入れておかねばならないとあらためて実感致しました。

緊急の際、連絡できるご親族の方がいらっしゃる場合は安心ですが、そうでない方も多々いらっしゃいます。
そういう場合、一義的には役所など行政への連絡が必要ですが、なかなか行政も腰を上げてくれない場合があるそうです。

私は今回そういった事例に遭遇し、知り合いの大家さんに相談したところ、遺品整理会社家財処分先としてリサイクルショップのオーナーさんに相談しているとのことで今回ご紹介して頂きました。

最近は独居老人の孤独死が頻発しており、地域にもこういったサービスをするリサイクル業者さんが増えているそうです。
相談すれば即日対応してくれる場合もあり、また、会社によっては、お部屋の供養までお願いできるということです。

高齢者のお客さんが多い物件を所有している大家さんにとっても、すごく強い味方であると思います。
長らく入居いただいたお客さんを看取るのも大家の仕事だと思います。行き場のない遺品の整理も、不用品を処分するように不用品回収業者に依頼するのも気が引けます。

そういった意味では、今後は不動産賃貸経営にとって、遺品整理会社やリサイクルショップさんとの提携はなくてはならないものとなっていくと考えています。

スタッフから:

今回、遺品整理サービスを活用して頂いた物件オーナーさんの声を紹介させて頂きました。

高齢化社会の現代においてこういったご相談は最近よくお聞きします。当社では大阪、京都など大阪を中心に遺品整理の作業をお請けさせて頂いております。物件オーナー様はもちろん、ご遺族の方からもお気軽にご相談ください。